創作志献官なネタ(金)

四季さんいわく「金」の志献官もいたらしいのでそこから

黄金 成雲(くがね なぐも) とかかにゃ

元素番号79、太古より知られる金属元素にして普遍の富の象徴。現代でも貨幣の基準として用いられることもあり、はるか昔では貨幣そのものとして用いられることもあった。
反応性が低く、安定な元素。貴金属の代表であり、延性展性に優れるため様々な形で用いられてきた金属。

「黄金成雲、金の志献官だ。よろしく頼む」

軍人然とした佇まいで取っ付き難いおじさん寄りのお兄さんかも。自分にはとんでもなく厳しい割に他人には言うほど厳しくない。正確なところは「興味が無い」とか。
自分に厳しいのは劣等感の裏返し。どこでも一番になれないからせめて己にだけは一番厳しい己でなくてはならない、とかね。

「私は他の金属元素のように硬くもないし、多種多様な同位体を扱えもしない。安定な元素と言えば聞こえはいいが、誰とも噛み合えないということでもある」
「ならば、ならば……己一人でも 私ただ一人で殿を出来るぐらいには 強くならねば意味が無い」
「……それぐらいでしか 私の価値は無いのだ」

みたいな

・劣等感について
金は貴金属の代表とされ、一般に「1番」の象徴ではあるものの、存外そういう訳でもない、というところから。
価値はプラチナの方が上で、汎用性で言えば鉄の方が上。レアメタルとして求められるのも別の金属で、金は文字通り富の象徴としての在り方が強い、とかそういう。

・メンタル強そうに見えてよわい
反応性が低いので(というかクソド安定金属元素なので)基本大体ひとりでできますが、前述の通りもちろん金はある程度は反応します。ハロゲンの前には無力、というところから。

・死んだ日
10年前の人工島侵攻時に死んだ。幻覚からは目覚められたものの、とにかく先代の触媒の志献官を守って戦うのは無理ゲーでした。

・古参組との関わりについて
仁武:ある意味では嫉妬していたのかも。鉄の志献官の副作用については承知していたが、それでも羨ましいとは思っていた。
玖苑:無理怖い。なんなんだアイツ。怖。
十六夜:食えないヤツ。いい酒仲間。